その日はいつもより遅くまで図書館で勉強していたせいで、友人の優菜と二人きりで帰る羽目になった。
田舎の進学校ということもあって、周りは真面目な子ばかり。でも、校門前の公衆電話ボックスには最近、変質者がよく出るという噂が広まっていた。
「あ、またいる…」
優菜が私の袖を強く引っ張る。視線の先には、作業服のズボンを膝まで下ろし、太ももを露わにした中年男が、ガラス越しにこっちを見ていた。
「や、やだ…逃げよう…」
優菜の声が震えている。私も胸が高鳴り、足がすくんだ。
その瞬間、背後からけたたましい笑い声が響いてきた。
「なに~?またあのおじさんか~?」
振り向くと、クラスで有名な「遊び組」の女子たちがタバコをふかしながら近づいてくる。リーダー格の美羽を筆頭に、みんな挑戦的な笑みを浮かべている。
「逃げたらダメよ。こういうときは逆に仕掛けないと」
美羽がにやりと笑うと、他の子たちも一斉に電話ボックスに駆け寄った。
「おいおじさん~、そんなにチンコ見せたいの?」
「あら、小さいわね~。もっと勃たせてみなよ!」
ガラス越しに罵声を浴びせながら、美羽は大胆にもスカートをめくり、黒いレースのパンツを押し付けた。
「どう?女子高生のパンツ、間近で見たいでしょ?」
他の子たちも次々とスカートを捲り上げ、ガラスに体を押し付ける。
「あたしのも見て~」
「おじさん、興奮してきた?」
男は最初、困惑した表情を浮かべていたが、徐々に呼吸が荒くなり、太ももが震え始めた。
「あ…あぁ…」
「お~、やっと反応してきたじゃん」
美羽がさらに挑発的に腰をくねらせると、男は我慢できなくなったのか、右手を股間に滑り込ませた。
「もっと見たい?触りたい?」
美羽がガラスに唇を押し付け、舌を這わせる。男の手の動きがさらに速くなる。
「あ…あぁ…出る…」
「ほら、みんなで見てあげて。可哀想だから」
女子たちの笑い声と、男のうめき声が混ざり合う。
そして、ついに男はガラスに白い痕を残しながら、膝を崩した。
「ふ~ん、これが大人の男か~」
美羽が冷ややかに笑うと、ちょうど駆けつけた教師に男を引き渡し、私たちはその場を後にした。
あの日から、校門前の公衆電話ボックスに変質者は現れなくなった。
でも、あの熱くて危険な空気は、今でも覚えている。
田舎の進学校ということもあって、周りは真面目な子ばかり。でも、校門前の公衆電話ボックスには最近、変質者がよく出るという噂が広まっていた。
「あ、またいる…」
優菜が私の袖を強く引っ張る。視線の先には、作業服のズボンを膝まで下ろし、太ももを露わにした中年男が、ガラス越しにこっちを見ていた。
「や、やだ…逃げよう…」
優菜の声が震えている。私も胸が高鳴り、足がすくんだ。
その瞬間、背後からけたたましい笑い声が響いてきた。
「なに~?またあのおじさんか~?」
振り向くと、クラスで有名な「遊び組」の女子たちがタバコをふかしながら近づいてくる。リーダー格の美羽を筆頭に、みんな挑戦的な笑みを浮かべている。
「逃げたらダメよ。こういうときは逆に仕掛けないと」
美羽がにやりと笑うと、他の子たちも一斉に電話ボックスに駆け寄った。
「おいおじさん~、そんなにチンコ見せたいの?」
「あら、小さいわね~。もっと勃たせてみなよ!」
ガラス越しに罵声を浴びせながら、美羽は大胆にもスカートをめくり、黒いレースのパンツを押し付けた。
「どう?女子高生のパンツ、間近で見たいでしょ?」
他の子たちも次々とスカートを捲り上げ、ガラスに体を押し付ける。
「あたしのも見て~」
「おじさん、興奮してきた?」
男は最初、困惑した表情を浮かべていたが、徐々に呼吸が荒くなり、太ももが震え始めた。
「あ…あぁ…」
「お~、やっと反応してきたじゃん」
美羽がさらに挑発的に腰をくねらせると、男は我慢できなくなったのか、右手を股間に滑り込ませた。
「もっと見たい?触りたい?」
美羽がガラスに唇を押し付け、舌を這わせる。男の手の動きがさらに速くなる。
「あ…あぁ…出る…」
「ほら、みんなで見てあげて。可哀想だから」
女子たちの笑い声と、男のうめき声が混ざり合う。
そして、ついに男はガラスに白い痕を残しながら、膝を崩した。
「ふ~ん、これが大人の男か~」
美羽が冷ややかに笑うと、ちょうど駆けつけた教師に男を引き渡し、私たちはその場を後にした。
あの日から、校門前の公衆電話ボックスに変質者は現れなくなった。
でも、あの熱くて危険な空気は、今でも覚えている。