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その日は春の雨が静かに降る午後だった。高層マンションの一室で、僕はスマホの画面に表示された新入りデリヘル嬢のプロフィールを眺めていた。『優良・21歳・若妻・初心者』——店長からのLINEには「絶対君の好みだよ」と書かれていた。

チャイムが鳴り、ドアを開けるとそこには雨に濡れた栗色のショートヘアの女性が立っていた。薄いベージュのトレンチコートの下から覗くスキニージーンズが細い脚線を強調している。

「初、初めまして…優良と申します」

俯き加減に挨拶する彼女のまつ毛は雨粒で少し濡れていた。化粧はナチュラルメイクだが、ぱっちりとした二重まぶたと小さな唇が際立つ清楚な顔立ち。身長は155cmほどだろうか、小柄で女性的な佇まいが一層弱々しさを際立たせる。

「どうぞ上がって。雨に濡れたでしょ?タオルを貸すよ」

リビングに招き入れると、彼女は150インチの壁掛けテレビやハイエンドオーディオ機器に目を奪われていた。確かにこのマンションの家賃は彼女の夫の月収を軽く超えるだろう。

「今日は120分コースでお願いします」

ソファに腰掛けると、彼女の緊張を解くために雑談を始めた。話を聞くと、17歳で同い年の恋人と結婚したが、夫の会社が倒産し生活に困っていたところをスカウトされたという。子供はおらず、夫とのセックスも「ただ挿入されるだけ」で満足したことがないと打ち明けてくれた。

「由奈ちゃん…本名で呼んでもいい?」

シャワーを浴びた後、ベッドで横になった彼女の耳元で囁く。彼女は驚いたように目を見開いたが、小さく頷いた。

「由奈ちゃんの体、全部確かめさせてね」

まずは鎖骨に軽くキスをし、ゆっくりと胸元へと唇を滑らせる。Cカップの乳房は思ったよりふっくらとしており、ピンクがかった乳首はすでに硬く勃起している。舌先で優しく弄ると、「あっ…」と息を呑む声。

「気持ちいい?夫さんはここを舐めてくれる?」

「いいえ…こんな、されません…」

耳朶を軽く噛みながら、右手はみずみずしい割れ目へと下りていく。黒いパンティの上から触れるだけで、生地が湿気を帯びてくるのが分かる。

「由奈ちゃん、もう濡れてるよ…」

パンティを脱がせると、整えられた三角地帯の中央から透明な愛液がにじみ出ていた。人差し指で陰唇を軽く広げると、ピンク色の粘膜がきらりと光る。

「ひゃあっ!そこ、恥ずかしい…」

「綺麗なところだよ。由奈ちゃんの全部が綺麗…」

クリトリスを舌で優しく包み込むと、彼女の腰が跳ね上がった。両手で腰を押さえつけながら、くぱっと開いた陰唇に舌先を深く差し込む。

「あんっ!だめ、そんなに…んあっ!」

彼女の喘ぎ声が高くなるにつれ、愛液の量も増えていく。右手で乳房を揉みながら、舌の動きをさらに激しくする。

「お願いします…もう、イッちゃいそうです…」

「いいんだよ、由奈ちゃん。思いっきりイッて…」

強くクリトリスを吸い上げると、彼女の体が弓なりに反り返った。ビクンビクンと痙攣する大腿部、握り締めたシーツの皺——初めての本物の絶頂だった。

「今度は由奈ちゃんが僕を気持ちよくしてくれる番だよ」

シックスナインの体勢になると、未熟ながらも一生懸命にペニスをしゃぶる彼女の舌先がたまらない。先端から滲む前立腺液を丁寧になめ取る様子は、まるで高級アイスクリームを味わうようだ。

「由奈ちゃん、上手だね…もっと深く咥えてみて」

喉奥まで咥えさせると、むせながらも懸命に唇を動かす。涙目になりながらペニスを見上げる表情がエロスを加速させる。

「もう我慢できない…由奈ちゃんの中に入れさせて」

「でも、ゴムが…あっ!」

その瞬間、亀頭が濡れ切った膣口に押し込まれた。緊く温かい粘膜が一気にペニスを包み込む。

「いやっ!だめ…大きすぎます…あんっ!」

緩急をつけたピストン運動を始めると、彼女の拒絶の声も次第に快感の喘ぎに変わっていく。正常位から騎乗位、さらに後背位へと体位を変えながら、彼女の感度の良いポイントを探り当てる。

「あっ!そこ、そこっ!きもちいい…夫さんとは、ぜんぜん…違う…」

2回目の絶頂が近づくと、彼女の膣が強く締め付けてきた。その快感に押され、僕も限界を感じ始める。

「由奈ちゃん、中に出してもいい?」

「いや…でも…あっ!出る、またイッちゃう…あああっ!」

熱い精液が子宮口めがけて迸る。彼女の膣はそれを絞り取るように何度も痙攣を繰り返した。

後日、由奈は正式にデリヘル嬢として働き始めたが、週に一度は必ず僕を指名してくるようになった。ある日、彼女は僕の耳元でこう囁いた。

「今日は…アナルもいいです。全部、教えてください…」

そうして彼女は夫に内緒で、新たな快楽の扉を開いていくのだった。