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彼氏の悠真が風邪を引き、熱で朦朧としている。普段はクールで少し頼りないところもあるのに、こんな時に限って無防備でたまらなく愛おしい。ベッドでうつらうつらしている彼の額に手を当てると、やけに熱い。汗で少し濡れた前髪が額に張り付いている。

「大丈夫?少しでも楽になるように、冷やしてあげるね」

そう囁きながら、私は唇を近づけた。すると彼はかすかに首を振る。

「だめ…うつるよ…」

その弱々しい声が、逆に私の胸の内をざわつかせる。私はわざとらしくため息をついて、彼の耳元でささやく。

「じゃあ、キスはおあずけだね。でも、それ以外は…いいでしょ?」

彼の反応を伺いながら、私は彼のTシャツの裾をゆっくりとめくり上げる。熱でほてった肌が現れる。汗ばんだ皮膚は、普段よりずっと敏感に見えた。俯き加減の彼の顔を見下ろしながら、私は人差し指でみぞおちのあたりをなぞる。彼の身体が微かに震えた。

「悠真の体、熱くて…火照ってるね」

私は言葉とともに、舌先で彼の胸の谷間をゆっくりと舐め上げた。汗のしょっぱい味と、彼特有のぬくもりが混ざり合い、私の理性を溶かしていく。乳首に近づくにつれ、彼の呼吸が荒くなるのがわかる。尖った乳首を、舌の先端でくすぐるように、そして唇で軽く咥えてから優しく吸い付く。彼の喉の奥から、抑えきれないような甘い呻きが漏れた。

「あっ…やば…心咲…」

「ここ、すごく敏感なんだね。悠真、可愛いよ」

私はわき腹や肋骨のあたりを、爪の先で軽く引っ掻くように撫で回す。彼は身悶えし、シーツを掴む。その反応が面白くて、私はますます激しく、そして執拗に彼の身体を弄んだ。熱があるからこそ、いつも以上の感度で感じているのだろう。彼の苦悶と快楽が入り混じった表情は、私の支配欲をたっぷりと満たしてくれた。

ふと目をやると、ベッドサイドのグラスに氷が残っていた。口の中に一つ含み、冷たさが広がる。その氷を舌の上で転がしながら、私は再び彼の身体に覆い被さった。熱い胸板に、冷たい唇を押し当てる。

「ひゃっ!」

彼の身体が跳ねる。氷の冷たさと、私の舌の温かさ。その二つの刺激が同時に彼の神経を襲う。私はその反応を楽しみながら、鎖骨、胸、お腹へと、氷を転がすようにしてキスを落としていく。熱い肌に触れた氷はすぐに溶け、水滴が肌を伝う。その水滴を、今度は舌で丁寧に舐め取っていく。

「溶けちゃうね…悠真の体、熱すぎるよ」

私は手で直接氷を掴み、彼の乳首の周りをぐるりと円を描く。彼は激しく身をよじり、喘ぎ声を漏らす。もう一つの手で彼のパジャマのパンツの上から、大きく膨らんだ部分をそっと押さえる。そこはもう、ぐっしょりと濡れていた。

「もう、とろけちゃいそう…悠真、気持ちいい?」

彼はうつむき加味で、恥ずかしそうにうなずく。私は彼の顎を掴み、ゆっくりと上を向かせた。彼の目は潤み、欲望で曇っている。

「言葉で言ってよ?ねえ、今、何して欲しいの?」

「…舐めて…」

「え?聞こえないな。どこを?」

「おちんちん…を…」

「誰のおちんちん?」

「…俺の…」

「どんなおちんちん?」

彼はもじもじと恥ずかしがり、顔を赤らめる。その様子がたまらなく愛らしく、もっとイジメたくなってしまう。

「ちゃんと言わないと、ずーっとこのまま触ってあげないよ?ほら、もう我慢できてないでしょ」

私がパンツの上から軽く擦ると、彼は「あっ!」と声を上げる。

「悠真の…いやらしい…おちんちん…舐めて欲しい…」

「いい子だね。じゃあ、がまんしたご褒美をたーっぷりあげる」

私は微笑みながら、彼のパジャマのパンツをゆっくりと下ろす。飛び出してきたのは、先端から愛液をにじませ、脈打つように膨らんだ彼のペニス。私は口に新しい氷を含み、そのままゆっくりと亀頭に近づけた。

冷たい息を吹きかけながら、まずは先端を舌でひと舐め。彼の身体がビクッと震える。そして、氷で包んだ唇と舌で、竿全体をゆっくりと包み込む。冷たさと温かさのコントラストが、彼を狂わせる。私は根元まで深く含み、喉の奥で震わせながら、ゆっくりと上下運動を始める。

「あ、ああ…心咲…すごい…冷たい…でも…熱い…」

彼の手が私の髪を掴む。激しい腰使いが始まり、彼は本能のままに私の口の中を突いてくる。イク寸前になると、私は口を離し、再び彼の胸やお腹を氷で愛撫する。我慢させ、焦らし、また口に含む。それを何度も繰り返す。

「もう…ダメ…イッちゃう…」

「いいよ、悠真…思いっきり出して…」

最後の警告とともに、私は彼を根元まで深く咥え込み、舌で亀頭を激しく刺激した。彼の身体が弓なりに反り返り、大きな呻きとともに、熱い精液が私の喉の奥に迸った。彼は激しく痙攣しながら、全てを放出し切るまで、私の口の中を震わせ続けた。

しばらくして、彼はぐったりとベッドに倒れ込んだ。私は彼の横に寝転がり、汗ばんだ彼の額にキスをした。

「風邪、うつっちゃったかもね」

彼は疲れ切った顔で、それでも満足そうに微笑んだ。

「…それでも、いいよ」

その夜、彼の熱は少し下がっていた。そして翌朝、今度は私が微熱を出していた。ベッドでだるそうにしている私を、悠真が心配そうに見下ろす。

「大丈夫?ごめんね、うつしちゃって」

「ううん、これでおあいこだよ」

すると、彼の目にいたずらっぽい光が宿った。

「昨日はお世話になったから…今日は俺が看病する番だね」

彼はゆっくりと布団の中に潜り込み、私の寝間着のボタンを外し始めた。熱で敏感になっている私の肌に、彼の冷たい指が触れる。

「悠真…やだ、私風邪引いてるから…」

「うつし返すまで、やめないよ」

彼の口づけが、首筋に、胸に落ちる。熱でぼんやりした頭の中に、確かな快感が広がっていった。彼の看病は、昨夜の私よりも、もっと執拗で、そして優しいものだった。