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その日はいつもより空気が重く感じられた。24歳のOL・結月は、交際中の陽のアパートで夕食を作りながら、どこかざわつく胸の内を抑えられずにいた。陽は最近麻雀にのめり込み、先日も50万円もの借金を抱えていることを打ち明けていた。

「今日は特別な夜にしようか」

食後にソファでくつろいでいると、陽が不自然に明るい声で提案してきた。スマホで調べていたのだろう、画面にはSMプレイの記事が映っている。

「目隠ししてロープで軽く縛るだけ。バイブとか使って、いつもと違う刺激を味わってみない?」

結月は躊躇いながらも、密かに憧れていた冒険に胸が高鳴るのを感じた。「痛いのは絶対嫌よ」と条件を付け、シャワーへ向かうと、浴室の鏡に映った自分の瞳が少し潤んでいるのに気付いた。

シャワーから出ると、ベッドサイドに黒いロープと目隠し、ピンクのバイブレータが用意されていた。触れると先端がびっくりするほど柔らかく、思わず股間に当ててしまいそうになる。陽がシャワーから出てくる音を聞き、急いで手を離すと、心臓の鼓動が耳元で鳴っていた。

「じゃあ始めるね」

視界を遮られた瞬間、皮膚の感覚が鋭敏になるのを感じた。腕を後ろで縛られる際、ロープが肌に食い込む微妙な痛みが、なぜか甘い刺激に変わっていく。

「結月のオマンコ、もう濡れてるじゃん。ロープで縛られただけでこんなに興奮するなんて…」

陽の指が突然秘裂を割り、ひんやりとしたジェルを塗り込まれる。「何これ…?」と問うと、「ただの潤滑剤だよ」という返事。だが数分後、子宮の奥から湧き上がる熱波に身悶えしそうになった。太腿を伝う愛液の感触が恥ずかしくてたまらない。

「ブーン」という振動音と同時に、先ほどより大きなバイブが割れそうなほど濡れた肉襞に押し込まれる。「あんっ!大きい…中で震えてる…!」本能のまま腰を振り返すと、今度は陽の勃起した肉棒が喉奥まで貫通してきた。普段より狂暴なリズムで頭を揺さぶられ、唾液と涙で顔がぐしゃぐしゃになる。

しかし、いきなりバイブが引き抜かれたかと思うと、代わりに何か異様に熱いものが挿入されてくる。「んあっ!? 陽さんの…ちがう…これ誰…!?」

視界を遮られた暗闇で、明らかに別人の太い男根が子宮口をこじ開ける。パニックになりながらも、媚薬のせいで腰が勝手に上がっていく。「やめて…気持ちいいのはやめて…!」と叫んでも、代わりに聞こえたのは見知らぬ男の哄笑だった。

「ごめん結月…借金のカタに…1回だけって約束だったのに…」

陽の泣き声を合図に、次々と別の男たちがベッドに押し寄せた。4人、いや5人いただろうか。乳房を貪られる度に乳首が硬くなり、アナルを拡げられる痛みがなぜか快感に変わる。「飲めよ」と強要された濃厚な精液は、媚薬で麻痺した舌で甘く感じた。最後は両穴に同時に挿入され、痙攣するほど絶頂に達した瞬間、意識が飛んだ。

目覚めると朝の薄明かりが差し込み、体中が精液と汗でべとついていた。浴室で発見した縛られた陽は、自分も抵抗した証として唇を血だらけにしていた。謝罪の言葉より、彼の目に浮かんだ安堵の色がさらに結月を傷つけた。

あれから3ヶ月。新しい恋人・翔太の優しさに癒されつつあるが、夜の度にあの忌まわしい快感が蘇る。今日こそは翔太を受け入れようと、彼のアパートのドアノブに手をかけた時、ふと陽から届いたメールがスマホに表示された。

「あの男たち全員逮捕された。君のスマホに仕込んであったGPSデータを警察に…」

指先が震えながらも、結月は深呼吸してメールを削除した。ドアを開けると、料理のいい香りが漂ってきた。翔太が「今日は君の好きなもの作ったよ」と笑顔で迎えてくれる。キッチンで並んだ料理を見て、初めてあの夜以来の涙がこぼれた。

「どうしたの? 大丈夫…?」

優しく肩を抱かれ、結月は覚悟を決めたように翔太の手を取って寝室へ導く。ベッドの上で服のボタンを外しながら、今度は自分の意思で、ゆっくりと後悔のない愛を交わすことを誓った。